競売において落札者を悩ませてきたのが、短期賃借権者の保護でした。平成15年8月1日に公布された「担保物権及び民事執行制度の改善のための民法等の一部を改正する法律」により、平成16年3月31日以降、短期賃貸借保護制度は廃止され、その代わりに建物明渡猶予制度が創設されました。そこで本セミナーでは競売実務において制度改正が与える影響を解説いたします。 (日本競売協会主催、2004年3月17日開催)